やっかいな大人ニキビの原因と対策

思春期はとうに過ぎたのに、まだまだ悩まされる大人ニキビ

ニキビといえば思春期のシンボル。誰もが学生時代に一度は悩まされた経験があるのではないでしょうか。

しかし、思春期はとっくに終わっているのに、大人になってからもニキビができてしまうという人もたくさんいます。

しかも新陳代謝が活発で、できてもすぐに治ってしまう思春期のニキビとは違ってなかなか治りにくかったり、またニキビがそのまま跡になってしまうということも少なくありません。

もちろん一番いいのはその都度皮膚科を受診して、薬を処方してもらうなりしてちゃんと治療することですが、ニキビができるたびにクリニックを受診するのはお金もかかってしまいますし、何より多忙な大人にはなかなか受診する時間もとれないのが現状です。

やはりクリニックに頼らずに、自分で予防、そして改善することが大切なのです。

ニキビができる原因を正しく理解して、きちんとスキンケアをすることでやっかいな大人ニキビに対処しましょう。

大人ニキビの原因は

ニキビの原因はいくつかありますが、まず一番多い原因は、過剰に分泌されてしまった皮脂が毛穴をふさいでしまい、そこが炎症、化膿してしまうことです。

思春期にニキビが多いのは、この皮脂の分泌が多いからです。

大人になってからも皮脂の分泌が体質的に多い人もいますが、皮脂が過剰に分泌される原因は体質だけではなく、間違ったスキンケアにもあります。

なぜ皮脂が過剰に分泌されるのか、その理由の一つが肌の水分不足、つまり肌の乾燥にあります。

洗顔のし過ぎ、エアコンの使い過ぎ、食生活の乱れ、保湿不足など様々な理由で肌の水分が不足してしまうとそれを補うために肌が一生懸命皮脂を分泌するのです。

肌の水分が不足すると様々な肌トラブルの原因になりますし、肌のターンオーバーが遅れてしまい、ニキビが治りにくかったり跡になりやすくなります。

一生懸命洗顔しているのにやたらと脂っぽいと感じる時は、この原因を疑ってみてください。

もう一つの主な原因はホルモンバランスの乱れです。これは生理周期やストレスなどの生活環境の悪化によって引き起こされます。

生理の時に過剰に分泌されるホルモンが男性ホルモンに似た働きをするために、皮脂が分泌されやすくなり、結果ニキビを作ってしまうことがあります。

またこのホルモンによって角質が厚くなってしまうため、ターンオーバーが遅れてニキビが治りにくくなってしまいます。

生理が止まればこの原因はなくなりますが、それは現実的ではありませんよね。

ですので生理時の食生活、睡眠などの他の生活環境を整えて、ストレスをためてそれ以上ホルモンバランスを崩さないようにして対処するしかありません。

また、チョコレートやナッツ類などの脂が多い食品を食べるとニキビが出やすくなる人もいます。

自分がどんな食品を食べるとニキビが出やすくなるのか、それを知って生理時にはできるだけ食べない、量を減らすなどの工夫をすることも大切です。

スキンケアの基本はまず洗顔

ニキビに対処するためには、何はともあれ皮脂をコントロールすることです。

そのためにはスキンケアが大切で、なによりも洗顔に気をつかうべきです。

洗顔は意外と無頓着に洗顔料を選び、漫然とやっている方も多いですが、まずは自分の肌のタイプを知って、その肌にあった洗顔料をきちんと選ぶことが大切です。

敏感肌なのか、オイリー肌なのか、それとも混合肌なのか、まずは自分の肌を観察してそのタイプをつかみましょう。

敏感肌の人は泡になってでてくる洗顔や成分にこだわった石鹸タイプの洗顔料が肌に優しいのでおすすめです。

混合肌の人には部分的に油分除去に優れたジェルタイプまた、自分で泡立てるフォームタイプの洗顔料が向いています。

また特定の成分が肌に合わないという人がいますので、洗顔料を使い始めたら肌の状態を観察して、その洗顔料が自分の肌に合っているのかどうかを確認したほうがベターです。

ニキビ向け洗顔料ってどうなの?

ピーリング効果の高いものや殺菌力の強い洗顔をうたうニキビ専用の洗顔料もたくさん販売されていますね。

もちろんその洗顔料が肌に合う人にはいいのですが、中にはこれらの洗顔料の洗浄力が強すぎて肌の水分を奪いすぎてしまい、逆にニキビの原因になってしまう人もいます。

ですのでこれらの洗顔料を選ぶ時には注意が必要です。

ピーリングは特に肌に刺激が強いものなので、普段でも週に1~2回程度に収め、ニキビなどの肌トラブルがひどいときには使用を控えたほうがいいでしょう。

ニキビの炎症を抑え、肌に良い成分といわれている「ビタミンC誘導体」配合のもの、また「赤ニキビ」や「黄ニキビ」などの特定のニキビには炎症を抑える成分が配合されている洗顔料が販売されています。

これらも自分の肌質やニキビの症状に合わせて賢く利用すれば改善が見込めるはずです。

洗顔の際はゴシゴシこすらず、泡でやさしくなでるように洗い、ぬるま湯でしっかりと落とします。

熱いお湯は水分を奪いますので避けましょう。

タオルもこすらずに、顔に当てて水分を吸い取るようにします。

そして、洗顔後すぐに化粧水などの保湿をしっかりと行いましょう。

スキンケアだけでなく、他の生活習慣も見直して

残念ですがスキンケアだけしっかりしていれば、ニキビが完全になくなるわけではありません。

暴飲暴食、偏食、食品制限ダイエット、運動不足、睡眠不足、ストレス、不潔な寝具など、こういったことがすべてニキビの原因になります。

健康な生活と適切なスキンケア、両方があってはじめてニキビができにくいきれいな肌を取り戻すことができるのです。

ニキビができたらそれをきっかけに、自分の生活全般を見直すよいきっかけかもしれません。

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